「今年こそキャンプに行きたい!」
そう強く思ったのは、この夏の長男(6歳)の姿を見てからだ。
カブトムシにクワガタ、トカゲにセミ…。毎日のように庭や公園で虫を探し回り、週末のたびに虫かごが増えていく。玄関はまるで昆虫博物館のよう。
長男は図鑑を片手に夢中で調べ、捕まえた虫を観察しては「これはオスだね」と解説。寝る前には「今日の虫日記」を語ってくれる。まるで小さな“虫博士”だ。
そんな息子を見ていて、ふと考えた。
「せっかく自然豊かな長野県に住んでいるのだから、家族でキャンプを趣味にしてみよう!」
自然の中で思い切り遊ばせたいし、パパとしてもキャンプはずっと憧れだった。テントを張って、外でごはんを作り、焚き火を囲んで家族の時間を過ごす――想像するだけでワクワクする。
しかし、我が家にはひとつ大きな壁がある。
難関は“虫嫌いママ”
息子が「キャンプ行きたい!」と目を輝かせる一方で、ママは断固拒否モード。
「キャンプって、虫だらけでしょ?無理!」
このひとことで、パパの夢は何度も砕け散ってきた。
確かに、草むらや森の中では蚊やアブ、ブヨに悩まされることもある。でも、それでキャンプを諦めてしまうのはもったいない。
調べてみると、意外な事実が分かった。
キャンプ=必ず虫だらけ、ではない!
標高や風通し、立地条件を選べば、虫嫌いでも快適に過ごせるキャンプ場はちゃんとあるのだ。
虫嫌いママも安心!長野県の“虫が少ないキャンプ場”ランキング
ここ長野県はキャンプの聖地。高原や山岳エリアが多く、標高の高い場所は夏でも涼しい。結果的に虫の活動が弱まり、快適に過ごせる。そんなキャンプ場をいくつかピックアップしてみた。
🏕️ 第1位:斑尾高原キャンピングパーク
標高1,000m以上。昼間でも涼しく、夜は虫の動きも鈍い。広い芝生サイトで子供が走り回れるのも魅力。口コミでは「夜は涼しくて蚊がほとんど気にならなかった」と好評。
🏕️ 第2位:富士見高原キャンプ場
湿気が少なく、風通しが良い立地。蚊やブヨが寄りにくく、ママも安心して過ごせる環境。設備も清潔で、キャンプ初心者向け。
🏕️ 第3位:陣馬形山キャンプ場
山頂からの絶景が有名なスポット。夏でも涼しく、「蚊やアブが少ない」との口コミ多数。夜景を眺めながらのキャンプは一度は体験してみたい。
🏕️ 第4位:戸隠キャンプ場
標高1,200m超。広大で管理の行き届いた人気キャンプ場。草原サイトで開放感があり、虫も比較的少なめ。初心者からベテランまで楽しめる万能キャンプ場。
🏕️ 第5位:TINY GARDEN 蓼科
森の中にありながら、キャビン泊が可能。テントが不安なママでも「アウトドア気分を味わいながら虫の心配を最小限にできる」スタイル。
虫の少ないキャンプ場の特徴
- 標高800m以上 → 夏でも涼しく虫の活動が少ない
- 風通しが良い → 蚊や小さな虫が寄りにくい
- 水辺や湿地から離れている → ブヨ・蚊の発生源を回避できる
- 設備や管理が清潔 → ゴミや汚れが少なく、虫が集まりにくい
この条件を満たす場所なら、虫嫌いママでも「これなら行けるかも」と感じられるはずだ。
キャンプで大事にしたい“家族の時間”
パパにとってキャンプは単なる遊びではなく、家族で共有する特別な時間でもある。
虫博士の長男にとっては「自然の中が最高の学び場」。
弟にとっては「お兄ちゃんと一緒に遊ぶ冒険のステージ」。
ママにとっては「普段とは違う家族の時間を過ごすリフレッシュ」。
そしてパパにとっては「趣味として楽しみながら、家族の思い出を残せる場」。
これからのブログでは、
- 初心者向けのキャンプ道具選び
- 子供も食べやすいキャンプ料理
- 家族で楽しめる遊び方や過ごし方
などを、実体験を交えながら紹介していきたい。
まとめ:パパはまだ諦めない!
「キャンプは虫が多いから無理!」と拒否するママ。
でも、息子の「キャンプ行きたい!」という情熱は本物だし、調べれば虫が少なく快適なキャンプ場もたくさんある。
長野の自然を舞台に、パパはキャンプを“家族の趣味”にするための一歩を踏み出した。
次回は――「キャンプ道具ゼロから始める!ファミリーにおすすめの基本アイテム編」。
はたして、虫嫌いママも「これなら大丈夫」と納得できる道具は見つかるのか?
コメント