車両保険はいる?いらない?使うタイミングと損しない使い方
「車両保険、正直いらない気がする…でもなんとなく入ってる」。実はこれ、勤続20年・店長歴10年のわたパパ自身もそうなんです。しかも車をぶつけたことがあるのに、保険は使ったことがない。なぜか?——そこに車両保険の本質があります。
⏱️ 結論から先に言うと
車両保険は「大きな損害のためのお守り」。少額の修理で使うと等級ダウンで翌年からの保険料が上がり、トータルで損になりがちです。使うのは高額修理・全損級のときだけ。そして「いる/いらない」は車の時価と貯蓄で決まります。古い車なら外す・軽くするのも立派な選択です。
📋 この記事でわかること
- 店長自身が「入ってるのに使ったことがない」理由
- 使うと等級がどれだけ下がる?(3等級/1等級の違い)
- 使う?自腹?の判断式と、損しない実務テク
- 車両保険がいる人・いらない人
- 車両保険を安く持つ4つの方法
正直に言います。私自身、「車両保険、いらないんじゃないか」と思いながら、今でも入っています。そして——車をぶつけたことはあるのに、車両保険は一度も使ったことがありません。理由はシンプルで、「使うと等級が下がって、翌年からの保険料が上がる」から。ちょっとしたキズやヘコミなら、自腹で直した方がトータルで安いんです。つまり車両保険は「払ってるのに、めったに使えない保険」になりがち。だからこそ、使うべきタイミングと持ち方を知っておかないと損します。
車両保険は、自分の車の修理費などを補償する保険です(相手への賠償は対人・対物保険の役割)。ここで大事なのが、保険金の上限は「車の時価」(協定保険価額)だということ。
つまり——古くなって価値が下がった車は、満額出ても少ししか戻ってきません。「保険料は毎年払うのに、もらえる上限は年々下がる」。これが「古い車には車両保険いらない説」の根拠です。
車両保険を使うと、等級(保険料の割引ランク)が下がります。下がり方は事故の種類で違います👇
| 事故の種類 | 等級 | 事故有係数 |
|---|---|---|
| 3等級ダウン事故 車同士の事故・自損(電柱にぶつけた等) |
−3等級 | 3年 |
| 1等級ダウン事故 飛び石・イタズラ・盗難・台風/洪水など |
−1等級 | 1年 |
⚠️ 「等級が下がる」だけじゃない
怖いのは「事故有係数」。等級が下がるのに加えて、その期間は「事故有」の割増引率が適用され、同じ等級でも保険料が高くなります。つまり保険を1回使うと、翌年だけでなく数年間にわたって保険料が上がり続けるんです。「思ったより上がった…」の正体はこれです。
✅ 判断式はこれ
「修理費 − 免責金額」 > 「保険を使った場合の、今後数年間の保険料値上がり総額」
→ これが成り立つなら保険を使う。成り立たないなら自腹の方が得です。
※修理費が免責金額(自己負担額)以下なら、そもそも保険金は出ません。
例えば数万円のキズ修理だと、等級ダウン+事故有係数による数年分の値上がり総額の方が高くつくケースが多い。だから私も「ぶつけたけど自腹で直した」わけです。
迷ったら、修理の見積もりを取ったうえで、保険会社に「もし保険を使ったら、保険料が今後いくら上がるか」の試算を依頼してください。事故の連絡をしても、使うかどうかは試算を見てから決められるのが一般的です。「連絡した=使わなきゃいけない」ではありません。数字を並べてから決める——これが一番損しない方法です。
高額な修理・全損級のダメージ
数十万円クラスの修理や全損なら、値上がり分を考えても保険を使う価値が出てきます。ここが車両保険の本来の出番。
盗難・水没(台風・洪水)
車が丸ごとなくなる・使えなくなる被害。金額が大きく、しかも1等級ダウンで済むのが一般的です。
飛び石でフロントガラス交換
ガラス交換は高額になりがちで、飛び石は1等級ダウン+事故有係数1年と影響が比較的小さめ。判断式に当てはめて有利なら使う価値ありです。
| いる寄りの人 | いらない寄りの人 |
|---|---|
| 新車・高年式で時価が高い | 古い車で時価が低い(もらえる上限が少ない) |
| ローン返済中(車がなくなっても支払いは残る) | ローンなし |
| 貯蓄が少なく、急な修理・買い替えがキツい | 修理・買い替えを貯蓄でまかなえる |
| 車が生活必需(通勤・送迎で即困る) | 代替手段がある |
ポイントは「車がダメになったとき、自分の貯金で立て直せるか」。立て直せるなら車両保険は薄くてOK、キツいなら付けておく——シンプルにこれだけです。
エコノミー型(車対車+A)にする
自損事故や当て逃げが対象外になる代わりに、保険料が下がります。「相手のいる事故と盗難・災害だけ守れればいい」人に。
免責金額(自己負担)を上げる
「少額修理はどうせ自腹の方が得」なら、免責を上げても実質的なデメリットは小さく、保険料は下がります。この記事の理屈と相性抜群の方法です。
車の時価が下がったら「外す」も検討
車両保険は一生モノじゃありません。毎年の更新は「まだいるか?」を考えるチャンスです。
同じ条件で複数社を比較する
車両保険の有無・型・免責で保険料は大きく変わり、同じ条件でも会社によって差があります。条件を決めたら比較して選びましょう。
比較には、一度の入力で複数社の見積もりが取れる無料の一括見積もりが便利です。「車両保険あり/なし」それぞれで見積もって差額を見ると、判断材料になりますよ。
⛽ この記事のポイント
- 店長自身、入ってるのに使ったことがない——少額修理は等級ダウンで損するから
- 使うと3等級 or 1等級ダウン+事故有係数で、値上がりは数年続く
- 判断式:「修理費−免責」>「値上がり総額」なら使う。迷ったら保険会社に試算依頼
- 出番は高額修理・全損・盗難・水没。飛び石は1等級ダウンで済むので判断式次第
- いる/いらないは車の時価と貯蓄で決める。エコノミー型・免責アップ・複数社比較で「薄く賢く」持つのが正解


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